筆者は過去に某コンタクトレンズメーカーに勤めていた経験があります。
その経験から、一般の方に比べるとコンタクトレンズについて詳しいので、コンタクトレンズ選びに迷っている方にコンタクトレンズ関連の情報もお伝えしていきます。
コンタクトレンズは意外とお金がかかる
コンタクトレンズの使用頻度にもよりますが、特に毎日使っていると意外と費用がかかりますよね。
便利だけれども割高の1DAYタイプ、2WEEKならレンズのコストは抑えられるけど、ケア用品の代金も別途かかります。
そんなコンタクトレンズを少しでも安く買う方法を解説していきますので、ぜひ参考にさせていただきたいと思います。
そもそもコンタクトはどこで買える？
主なコンタクトの購入方法
一般的に多くのコンタクトユーザーは以下の３か所で購入することが多いです。
- 眼科
- コンタクト専門店
- ネット通販
これらの３か所がメインですが、それぞれの場所で買うメリット・デメリットをお伝えします。
眼科で購入する場合
推定ですが、全体の２～３割くらいの方は眼科で購入していると思います。
（豆知識程度のものですが、正確にはほとんどの場合、眼科ではなくて眼科内に併設されているコンタクト販売会社が販売しています。ただ、形式上なものだけで実態としては眼科が販売しているのと同義になっています。）
眼科で買うメリットは、眼科の先生・看護師の方に眼の健康状態を診察してもらえること。万一眼に異常があった場合はその場で処置してもらえて、重症化を防ぐことができます。
それに加え、毎回視力を測るので、最適な度数でコンタクトを購入することができます。
やはり身体は資本で、大事な眼を健康に保つために定期的に眼科で診察してもらうのを筆者もおすすめします。
一方、デメリットは診察＆購入までに時間がかかる場合があります。眼科にもよるので一概には言えませんが、コンタクト以外の患者さんも来院されているため、人気のある眼科だと、１～２時間待ちになる場合もあります。
また、これも眼科によって差はあるものの、ネット販売やコンタクト専門店よりも値段が高い場合が多いです。
コンタクト専門店で購入する場合
眼科に同じく全体の３割くらいの方が購入していると思います。
コンタクト専門店とは、いくつかメジャーな販売店の例を挙げると、
などなど、特に都市圏のエリアには数多くの専門店があります。
上記はコンタクトレンズ専門ですが、メガネ店がコンタクトレンズを扱っている場合もあり、「メガネスーパー」や「眼鏡市場」などがその例で、ここではこのようなメガネ併売店も含むものとして話します。
コンタクト専門店で買うメリットは、眼科に比べてコンタクトの在庫が豊富なことです。
眼科で購入する場合、利用者が多いコンタクトの種類や度数しか置いていなかったり、そもそも１つも置いていない場合もあります。
しかし、専門店では豊富な在庫を揃えているのでだいたいの種類・度数であれば来店したときに入手することができます。（※２、３日前にお店に電話すれば取り寄せもできる場合が多いです。）
専門店のデメリットは正直これといってないですが、お住まいの地域によっては繁華街エリアに行かないとそもそもお店がないので、近くの眼科のほうが早いというケースも珍しくはないかなと。
ネットで購入する場合
ネットで購入する場合のメリットは、とにかく安く買えることです。ほとんどの場合、眼科や専門店で買うよりも安く買えます。すぐに手元にほしい場合を除き、だいたい１～２日後には届くのでほしいタイミングで取り寄せできます。
デメリットとしては、こちらもこれといってないですが、ネットで購入する場合、眼科へ定期診察に行くのおろそかにしてしまいがち。コンタクトをネットで買っている方でも１年に１回くらいは眼科に定期健診に行くのが推奨です。
安く買うならネット通販が一番おすすめ
上記でも述べたように、一番安く買う方法はネット通販での購入です。
コンタクトレンズの専門サイトもありますが、Amazonや楽天をはじめ、普段から日用品の購入で使っている通販サイトでも買える場合もあるため、その際は新しく会員登録も不要で楽ですね。
おおよその目安にはなりますが、眼科で購入するのと比べ１～２割は安くなることがほとんどで、それ以上安くなることもあります。
コンタクトレンズの専門サイトも最近は増えてきていますが、いくつかネットショップを紹介します。
眼科での定期健診は忘れずに
コンタクトレンズは高度管理医療機器という数ある医療機器の中でも誤った使い方をした場合に被る被害が大きいとされています。なので、初めてコンタクトを利用する方はもちろん、ある程度使い慣れた方でも異常がなければ１年に１回くらいのペースでいいので定期的に眼科で診察を受けてほしいです。
ただ、ネット通販利用者の８割は定期健診に行かないというデータもあり、なかなか定期健診だけのために眼科にはいかないもの…。気持ちはわかりますが、長く自分の眼を健康で保つためにも定期健診には行きましょう。
